2024.4.20(sat) 明治安田J1リーグ第9節 浦和レッズvsガンバ大阪 @埼玉スタジアム2002
「痛恨の敗戦。このままでは終われない」
シーズンは30試合以上あり、今日のガンバ戦も言ってしまえばその中の1つ。
ただ、どのチームにも「ここだけにはどんな時も絶対に負けてはいけない」という相手が存在するでしょう。
浦和にとってのガンバはまさにそれ。しかもホーム。控えめに言っても絶対に負けてはいけない試合。
がしかし結果0−1の敗戦。到底受け入れられない。
今回はかなり感情的な文章多めです。まぁこのブログは戦術解説とかしてる訳でもない、ただのサッカー素人浦和サポのものですので、ご容赦ください。
スターティングメンバーはこちら。
CBにはショルツが復帰、IHにはこのポジションの起用は初となる大久保が選出されコンディション不良と思われる松尾の代わりに左WGには中島が入った。
まず大久保のIH起用は個人的には以前から試してほしいと思っていたオプションの1つ。
彼は狭いスペースでボールを受けられ、そこから細かいタッチで相手をかわしてパスを出せるし、
豊富な運動量で裏抜けもできつつ、場合によっては自陣まで戻っての守備もできる。ヘグモ式IHの最適解だと思う。
実際に試合を見ても、相手の間でボールを受ける動きだったり縦抜けする動きは正直これまでのIHに見られないものだったと感じた。当然大久保が抜ければスペースが生まれそこを他の選手が活かす。これがヘグモ式の一端だろう。
そして復帰戦となったショルツ。
ここまで佐藤がその穴を埋める素晴らしい活躍を見せていたが、やはりショルツの安定感はずば抜けている。
マリウスとの関係性も積み上げてきたものがあるだけに非常に安定していたし、ボールを持ち出してのパス出しは
CBとは思えないレベル。そしてチームメイトとも試合が止まるたびにコミュニケーションを図り常に状況改善を怠らない。これを大黒柱というのだろう。
誤解してほしくないが佐藤が悪いとは思ってない。ガンバ戦でもあったがショルツが逆サイドに長いパスを出したが、
これは少し緩くなりカットされた。佐藤ならここは恐らく通していただろう。佐藤という存在が居るといううことは、
浦和サポを大いに安心させてくれている。
試合を通して思うのは決して主導権を握れなかった訳ではないという事。
惜しいシーンはあったし得点していてもおかしくないシーンは何度かあった。
しかし結果は無得点、これは重く受け止めなければいけない。今季の浦和は攻撃的サッカーを掲げ複数得点をして取られても取り返すスタイルを標榜していたはず。しかし2戦連続の無得点。
当然戦術的な部分はあると思うが、もっと走って、もっと仕掛けて、もっとシュートする。そんな姿が見たいんだよ。
点を取られるのは仕方ない、でもそこから取り戻す気概を出してくれよ。負けてるのに出しどころを探してるようじゃダメだろ?
守備にしても、ここは体を張ろうよってところで寄せきれない。プロなので気合いでどうにかなるレベルではないのは重々承知しているが、それでも戦う姿勢を見せて欲しいと思ってしまうのが浦和サポの気持ちというもの。
とはいえ、24日にはルヴァンの初戦を迎える訳ですがまた難しい状況。
昨年準優勝という点を考えると今季のレギュレーションではある程度主力級で臨みたいところだが、天皇杯が無い点を考えると思い切って新戦力を使うならここしか無いという側面も存在する。多くの浦和サポはこれまで試合に絡めていなかった、牲川、井上、堀内、早川、武田を見たいと思うし、怪我で出遅れたリンセンや安部が出てきてくれないかなという微かな希望も持ちたい。ただ負けたら終わりの一発勝負ということを考えれば恐らく大幅なメンバー変更はないだろう。
いずれにしても連敗しているチーム、無得点が続いている状況を考えているのでここでしっかり結果を出しなんとか名古屋戦に向けて勢いを出してもらいたいところだ。
最後に、まだヘグモ監督が来て4ヶ月。個人的には結果を求めるのはまだ少し早いのではないかと思う。ただ今季の補強や開幕前の期待値を考えると現状を受け入れられないのという気持ちも理解できる。
しかし解任という一手には強く反対する。今解任したところで何も解決しない、これから浦和のスタイルを根付かせようという時に指揮官を解任するのはある意味逃げだ。私たちサポは覚悟を持たないといけない。クラブが変わろうとしている中ここを乗り越えなければ見たい景色は決して見れない。覚悟を持って今を見届けなければいけない。当然試合観戦に行き不甲斐ない戦いを見れば不満はたまるし文句も言いたくなる。ただ選手こそが一番悔しいということを忘れてはいけな。だからこそ我々サポは覚悟持って耐えて行こう。もちろん真っ当な批判はあって然るべきだ。だが簡単に解任や特定の選手を要らないという発言は決して同意できない。そんな事を繰り返していたら何も得られない。
どんな時でも選手を鼓舞し共に戦うのが浦和サポだと思っている。だからこそこの苦しい時を覚悟を持って耐えみんなで笑顔でシーズンを終われるよう応援し続けよう。
We are REDS!!