2024.4.3(wed) 明治安田J1リーグ第6節 FC東京vs浦和レッズ @国立競技場
「失意の敗戦、勝利を手繰り寄せるには」
ホーム初勝利を飾り中3日で迎えたアウェーでのFC東京戦。
FC東京のホームスタジアム「味の素スタジアム」ではなく、「国立競技場」での開催となりました。
個人的には会社から行きやすい場所だったので非常にありがたく現地観戦いたしました。
アウェーのFC東京戦は3年連続で参戦していますが、選手紹介のPVはオシャレだなーといつも思う反面、
様々な音響の音がとにかく大きい!
ちょっと耳が痛くなるレベルですので、大きい音が苦手な方は準備して行った方がいいかもしれません。
スターティングメンバーはこちら
Jリーグ公式サイト(https://www.jleague.jp/)より
前節からの変更は、大久保→大畑のみ。
渡邊を左WGに配置する福岡戦の後半途中から用いた布陣をこの試合でも採用。
岩尾も2戦連続IHにて先発し、ヘグモ監督からの信頼の高さが伺えます。
前半早々はボールをお見合いする場面が目立ち、
相手にボールを攫われてチャンスを創られてる印象、雨の影響もあったのでしょうか。
最初のビックチャンスはFC東京の新進気鋭・俵積田。
左サイドを抉ってポケットに侵入してマイナクロス、その流れから高のミドルで先制かと思いきや
その前のプレーで松木が岩尾にファウルをしておりオンフィールドレビューの結果得点取り消し。
とはいえこの試合はFC東京の左サイドに終始悩まされていた印象。
俵積田や荒木など個の突破を止められず、怪我の影響はあったにせよ酒井を交代させざる得ない状況を
作られてしまったのは浦和にとっては相当痛かったと思います。
浦和に来てからベストコンディションが出ない中でもチームを引っ張る酒井の姿勢は、本当に尊敬するし頼もしい。
反面、スピードに対応できずファウルで止めたり無理をして怪我を悪化させるなどの場面が度々あるのも事実。
未だ国内ではトップクラスの右SBだが、真剣に後継者を探す時期が来てるのかもしれません。
そんな中でも先制点は浦和。
相手の縦パスを弾きそのこぼれ球がチアゴ・サンタナの前に。
松木のマークを剥がしハーフウェーラインやや後ろから左足一閃。これがGKの頭上を超え見事ゴールに!!
これはプスカシュ賞ものじゃないかと思われるぐらいのとんでもゴール。スタジアムが響めきました。
開幕から中々調子の上がらなかった男が前節の得点をきっかけに覚醒の匂い。
この試合の数少ない光明になったかなと思います。
今シーズン初めて前半リードで折り返しましたが、
後半50分と58分に立て続けに失点。
1失点目は左サイドを崩された中で荒木がフリーになりシュートを打たれて失点。
本来なら伊藤が埋めるべきエリアを完全に空けてしまってました。
ボール奪取後の展開を考えていたかもしれないが、ここですべきはまず失点をしないこと。
となればもっとバックラインに戻ってディフェンスをすべき場面。次戦までに修正してほしい。
2失点目も俵積田のクロスにPA内にいた松木が大畑のマークを外してのボレー。
この場面、まず酒井の交代により右SBに入った渡邊の寄せが甘く見える。急遽だと思うので、
そこまで厳しいことは言えないがもっと寄せるべき。ここ数年浦和の試合を見ていて感じるのだが、
クロスを上げる選手に対しての寄せがとても甘いように見える。CBは高さがあるのでそこで跳ね返せるという
作戦なのかいずれにしても、気になっている部分ではあるので何らかのチームとしての修正があることを期待したい。
大畑に関しても、逆サイドのクロスに入られて失点の場面は過去にもあり、やはりSBで生きていく以上解決しなければいけない課題なのではないだろうか。今レンタル移籍中の明本は、この対応がとても成長していた選手だった。
当初は対応に苦慮していたが、首を振り相手の確認、ハンドオフにも負けないような体の使い方。
この部分が成長してくると大畑への信頼度も高まると思います。
失点後は、大久保、松尾、中島など攻撃的選手を投入。
しかし悪い時の浦和そのままで、後ろでボールをつなぐのみで縦に出せない。
苦し紛れにロングボールを出してセカンド拾われる。近年一番停滞を感じる展開に今回もなってしまい、
結果2−1での敗戦となりました。
点が必要な場面でもっと攻めなければいけない中で、本当に必要な繋ぎなのか。
もっと強引に前に行くべきではないのかとファン目線ではどうしても思ってしまう。
さて悔しい敗戦になり終了後には今季初のブーイングも起きました。
とは言っても7日には早くもホームで鳥栖戦です。
試合の悔しさは試合に勝つことでしか晴らせません。
そろそろソルバッケンとは出てこれないかなー、まだ練習にも合流してないみたいだけど。
サポーターにできるのは精一杯応援することのみ!!
ホーム埼スタ勝ちましよう!!
We are REDS!!